2005年10月――。

家族が待つハワイへ戻る前夜、がらんとした新居で1人パッキングをしているとき、ますみさんの携帯電話が鳴った。

表示されている番号はまったく知らないものだった。

「誰だろうと思って出たら4~5日前に外来で精密検査を受けた病院の先生からだったんです。

『この前やった細胞診の結果がちょっと早く出たんですが……』と前置きがあってから『悪性だったんです』と告げられました。

『それって乳がんってことですか?』と聞き返したら、『はい』と言われて……。

私はどこか人生を客観的に見ているところがあったので、そのときのがん告知に〈次なる人生の展開、そう来たか……〉といった気持ちが先に立ち、ショックは電話を切ってから、じわじわとこみ上げてきましたね。

でも、その2年間ほど、私の周りにやたらとがんになった人が多かったんです。

ある意味で私にはがんに対する心の免疫ができていたのかもしれませんね。
私は1人のときに告知を受けたわけですが、それでよかったと思っています。

まずは人に話す前に、自分自身のなかで心の整理をして、きちんと受け止めたかったから……」

医者からガン宣告を受けると普通はまずパニックになると思うのですが、

「次なる人生の展開、そう来たか……」

ってその状況でここまで自分を客観視出来る人はなかなかいらっしゃらないと思います。

さすが生き馬の目を抜くと言われる芸能界で一流女優として活躍していた人は肝の据わり方

が違う様ですね。

宮崎ますみ 乳がんのステージはどれくらい?

すぐに手術が行われた3日後には痛みが消え、自宅療養に切り替わったがんの再発を防止するために受けた治療で、ステージは1だったものの、宮崎にありとあらゆる副作用が出てしまった。

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がんのステージとしては早期発見の領域だったみたいで命の心配は無かったみたいですが、
薬の副作用が本当に苦しかったみたいです。

恐ろしい乳がんの副作用について

手術は問題なかったのですが、その後のホルモン治療には参りました。
抗がん剤ほど副作用がないと聞いていたのですが、どんどん体が壊れていくという感覚でした。

首と肩の凝りががっときて、疲れが激しくなって衰弱して、本当に病院に行くのがやっとという状態。

母親ですから、家族の料理を作るんですが、キッチンに1時間も立っていられない。

これを、5年続ける必要があるというので、つらかった。

一般的にホルモン治療の副作用として現れる症状としては、吐き気、嘔吐、口内炎、手足のしびれや痛み、抑うつ状態、不快感、疲労感、脱毛、などがある様です。

普通に味わいたくない症状のオンパレードですよね。

治療を始めてからこんな状態がこれから5年間も続くとなると考えると心が折れてしまいそうですよね。

これ程苦しい中で闘病しながらの家事育児は健康体の人には想像を絶するものだったと思われます。