今回お届けするのはジャニー喜多川に関する話題です。
先日訃報があったジャニー喜多川ですが、実は少年愛裁判でも話題になっていたのをご存知ですか?
ジャニーズといえば、美少年だらけのキラキラしたイメージですが実はジャニー喜多川には少年愛裁判という過去があるんです…
ジャニー喜多川が少年愛裁判ってどういうこと?!と驚いた方も多いと思いますので、それについて色々とお話ししていこうと思います。
【ページコンテンツ】
ジャニー喜多川の少年愛裁判の内容とは?
光GENJI候補メンバーであった木山将吾により2005年3月末に出版された「Smapへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ」という本の中でジャニー喜多川による性的虐待及びセクハラの数々が暴露されました。
実はジャニー喜多川によるこういった過激な問題は結構前から話題になっていたみたいです。
1999年に「週刊文春」がジャニーズ未成年タレントによる喫煙やジャニー喜多川の少年愛から発生する過激な行為の数々を記事として掲載し、それによりジャニー喜多川は約1億円の損害賠償を要求する民事訴訟を起こしたそうです。
これがいわゆるジャニー喜多川の「少年愛裁判」です。
華やかな世界で活躍しているようにみえるジャニーズの男性たちには、こんな事情があったのですね…
少年愛裁判のきっかけと争点は「掘った」ことだけではなかった
さて、ジャニー喜多川の少年愛裁判のきっかけとなったのは「堀った」ことだけではなかったようです。
これはもともと週刊文春が1999年に繰り広げたジャニーズ事務所を告発するキャンペーンだったのですが、その中にはさきほどお話ししたようにジャニー喜多川からメンバーへの少年愛による性的な行為の他に理不尽なスケジュールでメンバーが学校に通えなくなったというものや関西出身であるメンバーに対しての給与の待遇がおかしい、といったまさかのものばかりです。
他にもファンを無視したファンクラブ運営を行っている、マスコミがジャニーズ事務所を恐れて追従している、などの現在でも通用するような告発もありました。
これが本当だとしたら、ジャニーズってすごく生きにくい世界ですね。
ほとんどのメンバーが幼い頃からジャニー喜多川に従っているのでしょうが、こういった側面を間近で見てどんな気持ちだったのでしょうか…
新人デビューの条件が同性愛行為だって本当?
ジャニー喜多川の少年愛裁判の内容をお話ししましたが、実は新人デビューにもこのジャニー喜多川の少年愛という性癖が関わっていたのをご存知ですか?
さきほど話題にでた光GENJI候補メンバーであった木山省吾の著書の中にジャニー喜多川と明らかに一線を超えたことがきっかけでデビューを果たしたという一説があったようです。
恐ろしいですね…
ジャニー喜多川がした行為を調べると、ぞっとするようなものばかりでちょっとここでは書けないのですが、木山将吾はこれらの行為に対して「耐えなくてはデビューできない」と思っていたんだとか。
木山さん、つらかったでしょうね…
また、これらの行為は木山さんだけでなく北公次や中谷良などにも及んだといいます。
彼らにとって「つらい仕事」はジャニー喜多川とともに過ごす「夜」だったのでしょう。
どうしても晴れやかな印象のジャニーズですが、これらが事実だとしたら許されることではないですよね。
ジャニー喜多川の少年愛の被害者は?どのグループ?
それでは、具体的にジャニー喜多川の少年愛の被害者は一体誰なのでしょうか?
調べたところによるとこれらの行為の被害者はメジャーデビューを果たす前の「ジャニーズJr.の少年たち」といわれています。
驚くべきは20歳になる前の未成年の少年たちにもジャニー喜多川の手が及んでいたこと…
さきほどの木山将吾の他にもTOKIOの候補メンバーや滝沢秀明も被害にあっていたという説があるので、かなり広範囲に及ぶ被害だったのでしょう。
幼い少年たちは何を思ってジャニー喜多川に従っていたのか…想像すると恐ろしいです。
ジャニー喜多川の少年愛の性癖とスマップ解散との因果関係は?
ジャニーズ出身者から次々暴露されるジャニー喜多川の少年愛から派生する信じられない行為の数々…
なんと、最近解散で話題になっていた人気ジャニーズグループのスマップも関係があった?!
これについて具体的に調べると、ジャニー喜多川の少年愛性癖がスマップ解散と関係がある?といった情報が出てきました。
ただこれに関しては噂の範疇を出ていないようで、スマップが確実に被害者であるとはいえないようです。
というのも、スマップがここまで実力派となったのは当時所属していた敏腕マネージャーのサポートがきっかけだったといわれています。
唯一ジャニーズの中で自身をマネージャーの力で売れたのがスマップでした
みなさんもご存知のとおり、スマップの解散理由はマネージャーの退所だったのですが、それにも関わらずスマップがジャニー喜多川の少年愛の被害者であるとか解散はスマップが中年になってしまったからだという噂が流れています。
仮に噂だとしても、今までのジャニー喜多川の少年愛性癖を知ってしまうと事実のような気もしてしまいますね、
真相がはっきりしないからこそ難しいところです。
スマップの結成条件は同性愛行為だった?
さきほど、スマップは自身の力で売れたにもかかわらずジャニー喜多川の少年愛性癖により解散したという噂が流れているとお話ししましたが、どうやら解散のみならず結成条件にもジャニー喜多川の性癖が関係しているといわれています。
ネット上の質問サイトでは、ジャニー喜多川がスマップ結成条件として同性愛行為を求めた?という噂が結構話題になっているみたいです。
そういった趣旨の質問が多数あり、他サイトでもスマップはジャニー喜多川の性癖の被害者だという情報がちらほらとあります。
これが事実でないことを願うしかないですよね、
結成条件を理由にそういったことをするのは、なんだか少年たちの心をもてあそんでいるようで悲しくなります。
ジャニー喜多川による性犯罪被害の暴露本に書かれた「SMAP」へのメッセージ 「少年愛の館」
実はジャニー喜多川による性被害の数々や少年愛についての暴露本は木山さんのもの以外にも多くあります。
平本淳也による「ジャニーズのすべて 少年愛の館」という著書も結構有名みたいですね。
この著書では平本さんがまさに被害の当事者であったことが分かるのですが、他の暴露本と比べて全体的に一歩引いた視点で冷静に、かつ説明的な描写の内容となっているそうです。
そのため他の著書と比べると迫力不足になりますが…
客観的にこの問題を知りたい方にはおすすすめかもしれません。
ちなみにこの平本淳也さん、現在は実業家、起業家、投資家などなど各方面で活躍しているそうです。
とてもマルチな方なんですね。
暴露本のタイトルは、なぜ「Smapへ」なのか?
そもそも木山さんによる暴露本の著書のタイトルは何故「Smapへ」なのでしょうか?
その理由については詳しく語られていませんが、スマップ結成が1988年、ジャニー喜多川の性的虐待が認定された裁判が怒ったのは1999年…
そうなると木山さんが経験した被害の数々をSMAPが目の当たりにしていた、もしくは被害にあっていたと考えても不思議ではありません。
もしかすると木山将吾は事実を語ることができない現役SMAPメンバーへ向けた思いを込めてこのタイトルにしたのかもしれませんね。
先輩からしたらこういった行為が後輩たちに行われることは避けたいでしょう。
責任感もありますし、当時スマップはジャニーズのこれからを背負って立つ立場でしたからね。
ジャニー喜多川の少年愛裁判の最高裁判決はどうなった?
それでは、ジャニー喜多川による少年愛裁判ですが、判決はどうなったのでしょう?
ここではジャニー喜多川の少年愛裁判の判決の真相に迫ってみます。
週刊文春とジャニーズ事務所の裁判で証言に立った2人の「少年」
ジャニー喜多川による少年愛裁判の過程で、性的虐待の被害者として元ジャニーズJr.の2人が出廷したそうです。
裁判ではジャニー喜多川により行われていた性的行為の数々が語られ、ジャニー喜多川の少年愛、ホモといったいわゆる「都市伝説」的な部分が事実であることが明らかになりました。
なんと当時証言に立ったジャニーズJr.は二人とも未成年。
どんな気持ちで裁判の場に立ったのでしょうか。
ジャニー喜多川のそういった性癖はただの噂だと思っていましたが、証言をする人がいるってことはやはり事実だったと認めざるをえません。
東京地裁での一審判決はジャニー側が勝訴
それでは、ジャニー喜多川の少年愛裁判の判決についてみていきましょう。
まず一審判決ですが、ジャニー喜多川が勝訴しています。
ここで認定されたのは同性愛行為ではなく無理なスケジュールや関西出身ジャニーズへの冷遇、ファンへの扱い、マスコミの追従のみでした。
同性愛行為を認めていなくても、これだけでもひどいと思いませんか?
しかし、もちろん文春側はこの判決が不服だったようで東京高裁に控訴となったそうです。
文春側の気持ちも分かりますね。
東京高裁での二審判決はジャニー喜多川の同性愛行為が認定
続いて東京高裁での二審判決についてです。
ここで、なんと初めてジャニー喜多川から所属タレントへの同性愛行為が認定されたようです。
結果として一審での同性愛部分に関するジャニーズ側の勝訴が取り消され、文春側に命じられた損害賠償も120万円に減額されることに。
また、第一審と比べると第二審は証拠能力の高い証言者があわれたという情報もありました。
長年問題視されていましたが、ついに認定したんですね。
証言する方も嫌な思いをしたでしょうが、結果的に事実が明るみになってよかったのかな?とも思います。
最高裁の最終判決で同性愛行為が確定されジャニー喜多川は敗訴
最終的にジャニー喜多川は同性愛行為が確定され敗訴となりました。
二審判決で「人生最大の汚点」が認められたジャニー喜多川、損害賠償額を不服という理由で上告するも2004年2月24日の最高裁の最終判決で棄却されてしまったそうです。
ちなみにジャニーズ側の代理人を担当したのは矢田次男という芸能人絡みに強い方でした。
高額が報酬でジャニーズにつられたようですが…
最終的に敗訴となってしまいましたね。
ジャニー喜多川亡き今、今後のジャニーズがどうかこういった行為に巻き込まれずに芸能界で活躍することができたらいいなと思います。
まとめ
今回はジャニー喜多川の少年愛やその裁判にまつわる話でした。
いかがでしたか?
これからジャニーズを見る目が変わってしまいそうですが、今後の残されたメンバーには健康的に活躍してほしいですね。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。